【EDHカード紹介】全体除去対策 まとめ 64枚【ファウンデーションズまで対応】

全体除去対策とは

全体除去対策とは、《毒の濁流》《進歩の災い》といった全体除去を対策するためのカード群です。単体除去と比較して全体除去は各対戦相手に影響を与えられるため、多人数戦では除去札として高いパフォーマンスを誇ります。一方で、こうした全体除去に対して《テフェリーの防御》のような回答を合わせることができたなら、ゲーム内での立ち位置は一気に有利なものになります。今回の記事ではそんな統率者戦で使用可能な全体除去対策をまとめて紹介します。

全体除去対策のパターン

全体除去対策が可能なカードは大きく以下の5種類に分類されます。再生や破壊不能は一部の全体除去(追放やバウンス)に対して無力な場合もありますが、条件次第で対策札として機能するため含めています。

  1. 破壊不能を与える
  2. 再生を与える
  3. 一時的に追放する
  4. フェイズ・アウトする
  5. このターンに墓地に落ちたカードをすべて戦場に戻す

各パターンで代表的なカード

かなりニッチなカードを含む大量の全体除去対策を紹介する前に、代表的なカードを簡単な解説と合わせて紹介します。

破壊不能:英雄的介入

固有色
マナ総量2
パターン破壊不能
備考呪禁も得る

英雄的介入》はすべてのパーマネントに破壊不能を与えられるカードとしては代表的なカードです。2マナと重くなく、それでいて呪禁も与えることから《剣を鍬に》のような対象を取る追放除去に対する回答にもなれる高い汎用性が魅力です。

再生:ゴルガリの魔除け

固有色黒緑
マナ総量2
パターン再生
備考モードの一つ

《ゴルガリの魔除け》はすべてのクリーチャーに再生を与えるカードとして代表的なカードです。黒緑の2色を要求しますが、エンチャント破壊と全体-1/-1の優秀なモードを持ち、汎用性の高さが売りのカードです。ただ、注意点として統率者戦における全体除去は《サイクロンの裂け目》《毒の濁流》といった破壊によらないカードが多いため、再生は全体除去対策としては少し頼りないパターンです。

一時的追放:奇妙な幕間

固有色
マナ総量3
パターン一時的追放
備考クリーチャーのみ

奇妙な幕間》をはじめとしたターン終了時までの一時的な追放は、さまざまな除去札を回避することができる確実性の高い全体除去対策です。戦場に戻る際にEtB能力を再利用できる点でシナジーも期待できる点が魅力的な効果です。一方でターン終了時までの間追放する都合上、例えば《ドラニスの判事》などのような、場を離れている間に相手に対する妨害機能が停止してしまう側面もあります。

フェイズ・アウト:テフェリーの防御

固有色
マナ総量3
パターンフェイズアウト
備考他にも複数の耐性を付与

《テフェリーの防御》はフェイズアウトによって自分のパーマネントを全体除去等から守ることができる代表的なカードです。3マナと軽くなく他のカードとのシナジーも期待しづらい効果である一方で、ライフ総量が変化せず、自分がプロテクション(すべて)も得るという完全に浮世離れした状態になれる効果を持ちます。ただし、先述した一時的追放と同様に自分のパーマネントが一時的に不在になることで妨害置物等が機能停止する点には注意が必要です。

戦場に戻す:第二の日の出

固有色
マナ総量3
パターン戦場に戻す
備考対戦相手にも影響

《第二の日の出》はこのターンに戦場から墓地に落ちたすべてのカード(PWとバトル以外)を戦場に戻すことができるカードとして代表的な1枚です。墓地からの釣り上げであるためバウンスや追放には対応しませんが、ループ系のコンボなどでも使える、さまざまなカードとシナジーする効果が魅力的なカードです。

その他の全体除去対策の一覧

全体除去対策札をリストにしました。ソートも可能です。