
【発表】統率者戦ブラケットのベータ版が公開、世界の反応は
2月11日WeeklyMTGおよび公式SNSにて、統率者戦ブラケットに関する発表がありました。昨年設立した統率者戦フォーマット委員会から初となる公式的な活動報告でもあります。
ブラケットシステム

これまでの10段階「デッキパワーレベル」よりも、より具体的な取り決めがある5段階のプレイ区分です。
- ブラケット1:エキシビション
- ブラケット2:コア
- ブラケット3:アップグレード
- ブラケット4:オプティマイズド
- ブラケット5:cEDH
今回、ブラケット3以下で適用される「ゲームチェンジャー・リスト」と土地否定、追加ターンに関する方針が公開されました。
ゲームチェンジャー・リスト
- 《ドラニスの判事》
- 《悟りの教示者》
- 《セラの聖域》
- 《息詰まる徴税》
- 《つるむ面倒》
- 《サイクロンの裂け目》
- 《召し上げ》
- 《意志の力》
- 《激情の後見》
- 《リスティックの研究》
- 《タッサの神託者》
- 《最高工匠卿、ウルザ》
- 《神秘の教示者》
- 《核の占い師、ジン=ギタクシアス》
- 《ボーラスの城塞》
- 《悪魔の教示者》
- 《伝国の玉璽》
- 《敵対工作員》
- 《恐怖の神、ターグリッド》
- 《吸血の教示者》
- 《むかつき》
- 《ジェスカの意志》
- 《死の国からの脱出》
- 《ガイアの揺籃の地》
- 《適者生存》
- 《飢餓の声、ヴォリンクレックス》
- 《一つの指輪》
- 《三なる宝球》
- 《金属モックス》
- 《厳かなモノリス》
- 《ライオンの瞳のダイアモンド》
- 《モックス・ダイアモンド》
- 《魔力の櫃》
- 《古えの墳墓》
- 《Glacial Chasm》
- 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
- 《眷者の神童、キナン》
- 《虎の影、百合子》
- 《軍団のまとめ役、ウィノータ》
- 《アウグスティン四世大判事》
上記はブラケット1〜2で使用できず、ブラケット3では3枚だけが使用可能です。また、リストには含まれない土地を否定するカード(《ハルマゲドン》や《基本に帰れ》、《破滅》や《冬の宝珠》など)はブラケット1〜3すべてで非推奨です。
発表への反応
発表後、国内でも「土地破壊」「構築済み」などのキーワードがXでトレンド入りするなど多くの反応がありました。
また、EDHにおける第二の禁止推奨リストとも言える「ゲームチェンジャー・リスト(GCs)」にも多くの反応がありました。海外のアンケートでは現在40枚GCsに対して「少なすぎる」という反応が過半数(現時点)を占めています。ユーザーが求めているカジュアルな統率者戦の禁止推奨リストは想像以上に長大なものかもしれません。
今後の発表スケジュール
4月下旬にブラケットシステムの正式なリリースを行うと同時に、禁止解除に関する発表を行うとのことです。統率者戦のフォーマット運営が現体制になってから初の禁止改定ですので、大きな変更が入る可能性があり、注目が集まります。
まとめ
今回はまだベータ版とのことなので、今後の検証結果次第でブラケットシステムには変更の可能性が多くあります。まずは2月21~23日のMagicCon シカゴでの反応に注目していきましょう。
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