青単 EDHの統率者・ジェネラル 紹介【2024年8月版】
目次
概要
この記事では2024年8月時点で存在する青単の固有色を持つすべての統率者(ジェネラル)と、その中でも注目の統率者をデッキの概要と合わせて紹介します。
青単統率者の概観
統率者一覧
現在青単で統率者として指定できるカードは現時点で168枚です。多色の場合と比べると単色EDHはカードプールが狭い一方で統率者の選択肢が非常に多いです。(例として、ジェスカイカラーの統率者は29枚しかありません)
《逃亡者、梅澤哲子》
《妖術の達人ブレイズ》
《熟達の魔術師アーテイ》
《ルーン目のインガ》
《トレイリアの大魔導師、バリン》
《永遠神ケフネト》
《逸失叡智の御神体》
《K-9 マークI型》
《曇り鏡のメロク》
《嵐の目、シアーニ》
《空召喚士ターランド》
《若年の霊、ティミン》
《救いの疾翼、メネルドール》
《急嵐のトリクス》
《縫い師、ゲラルフ》
《イリシッドの学者、グラジラックス》
《ザルファーの魔道士、テフェリー》
《ジン=ギタクシアス》
《潮の星、京河》
《知謀の将軍 陸遜》
《迷い子、フブルスプ》
《呉主 孫権》
《文飾衒才のブルバック》
《パワーストーンの技師、グレイシャン》
《神秘のトリックスター、イモエン》
《深海住まいのタッサ》
《伝承の紡ぎ手ハキーム》
《尋問のドミヌス、テクータル》
《フラクタルの理論家、ディーカ》
《最初の平等者、アカル・パカル》
《大海の心臓、致清》
《ウォーターディープの多芸多才、ゲイル》
《生ける卒論、オクタヴィア》
《アーカム・ダグソン》
《あざみの使い魔、明日歌》
《ラクァタス大使》
《呉の策士 諸葛瑾》
《気立ての良いサイボーグ、ナードル》
《練達飛行機械職人、サイ》
《捜査員、ジェイコブ・ハーキン》
《風見明神》
《万物の姿、オルヴァール》
《羊頭スフィンクスの君主、アネシ》
《陽気な盗人、アローラ》
《反復の学部長、ナバン》
《放浪する父、ジェームス》
《思慮深き人工知能、キュリー》
《トラケンのニッサ》
《三日月の神》
《空想の友人、トゥーシー》
《オペレーション・ダブル、オスグッド》
《ラミレス・ディピエトロの幽霊》
《水中の監視者》
《小覇王 孫策》
《白のサルマン》
《湖に潜む化け物》
《具眼の主、エレノラ卿》
《岸無き海、エルージュ》
《奪い取り屋、サーダ・アデール》
《魅了された者、アリリオス》
《トロモクラティス》
《ヴリンの神童、ジェイス》
《雲蹄の麒麟》
《最深の紀元、オヘル・パクパテク》
《原初の潮流、ネザール》
《千の顔の逆嶋》
《数学の天才、アドリック》
《レオナルド・ダ・ヴィンチ》
《裂け谷の王、エルロンド》
《療病院のヨレス》
《海の神、タッサ》
《敏腕記者、パイパー・ライト》
《魅惑の悪漢、マルコム》
《狡猾な幻術師、ミーン》
《大変成家、アンクタス》
《水面院の歴史家、歌穂》
《命を与える者、カツマサ》
《無明の予見者》
《ブリー村の詐欺師、ビル・ファーニィ》
《鋭い目の航海士、マルコム》
《星界の神、アールンド》
《セファリッドの皇帝アボシャン》
《女帝ガリーナ》
《語られざるもの、忌話図》
《牧場の迷い子、フブルスプ》
《孫夫人》
《Reveka, Wizard Savant》
《上昇底流、スリン・ヴォーダ》
《初めて夢見たもの、空麻呂》
《全てを見通す者、アテムシス》
《練達の魔術師バリン》
《タニーワ》
《熟練の魔術師、ハーキル》
《マーサ・ジョーンズ》
《西風の魔道士リネッサ》
《月の守護神》
《西風の魔道士アレクシー》
《老いたる者、ガドウィック》
《エヴィー・フライ》
《肉大工、ゲラルフ》
《私立探偵、ニック・バレンタイン》
《現実チップ》
《怒り狂う島嶼、キャリクス》
《砂漠滅ぼし、イムリス》
《海に愛されしカラフィ》
《パワーストーンの神童、ウルザ》
《月のクラーケン、ブリネリン》
《完全の学部長、ユヴィルダ》
《海と空のシヴィエルン》
《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》
《ヴェンディリオン三人衆》
《ラト=ナムの創立者、ドラフナ》
《溺神の信奉者、リーア》
《知恵の目、ゼンドスプルト》
《造物の学者、ヴェンセール》
《川の娘、ゴールドベリ》
《巻物の君、あざみ》
《霧氷風の使い手、ハイダー》
《湖に潜む者、エムリー》
《タッサの神官、ケネッソス》
《セファリッドの女帝ラワン》
《皇帝ミハイル二世》
《呉の大都督 周瑜》
《呉の参謀 魯粛》
《メムナーク》
《空夢想士、アランドラ》
《先見的な縫い師、ゲラルフ》
《沈黙の預見者、ウヨウ》
《水面院の師範、密》
《核の占い師、ジン=ギタクシアス》
《波を司る者、コパラ》
《練達の魔術師、ナル・メハ》
《守り翼の使い魔、エシオル》
《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅》
《先見的設計家、ムッツィオ》
《キャンドルキープの研究者、ヴァル》
《書庫の守り手、オルモス》
《発明の領事、パディーム》
《熱心な秘儀術師、ハルダン》
《正気の剝ぎ取り、ゼルリクス》
《周到の神ケフネト》
《驚異の商人、レナリー》
《高位調停者、アルハマレット》
《呉の将軍 呂蒙》
《静風の日暮》
《アカデミーの事務局長レイン》
《ランプのジン、ザヒード》
《ダニー・ピンク》
《航海の神、コシマ》
《石の予見者、デネソール》
《路上芸術家、エラント》
《騙り者、逆嶋》
《遵法長、バラル》
《現実を彫る者イクシドール》
《ホビット庄の友、ガンダルフ》
《最高工匠卿、ウルザ》
《霧衣の究極体》
《全能なる者アルカニス》
《独創的な科学者、ジェットファイヤー》
《渦巻く空、開璃》
《練達の変身術士、ジャリラ》
《翼の伝令、ドナール》
《岐路の占い師、エリゲス》
《巡歴の学者、ヴォーロ》
《光る預言者、ジェイソン・ブライト》
《謎夢明神》
《潮汐を作るもの、ロートス》
統率者紹介
永遠神ケフネト
《永遠神ケフネト》は4マナ4/5飛行のマナレシオが良好なゾンビ・神で、各ターンに最初に引いたカードがインスタントやソーサリーであれば、2マナ軽減してそのコピーを唱えられる能力と、死亡時や追放時にライブラリーの3枚目に置ける誘発型能力を持ちます。
各ターンに使える多人数戦と相性の良い能力で、《師範の占い独楽》や《渦まく知識》のような軽量のドロー手段と組み合わせれば多くのカードアドバンテージを稼ぐことが可能です。また、2マナ分の軽減により重い呪文とも相性が良いです。
特に相性の良いカードは《時間操作》などのエクストラターンを得るインスタントやソーサリーです。これらは《永遠神ケフネト》の能力でコピーできれば実質2回のエクストラターンを得ることができる上に、基本的には5マナ以上の呪文なため2マナ軽減の恩恵も受けられます。さらに、《巻物棚》や《精神を刻む者、ジェイス》などの継続的に手札をライブラリートップに戻す手段があれば、1枚のエクストラターン呪文を毎ターンコピーすることで無限ターンが成立します。
ジン=ギタクシアス // 大いなる合成
ジン=ギタクシアスは5マナ5/5護法(2)を持つファイレクシアン・法務官で、3マナ以上の非生物呪文を唱えるたびにドローする誘発型能力と、手札が7枚以上あるときソーサリータイミングの4マナで変身する起動型能力を持ちます。変身後の大いなる合成は、I能力が手札の枚数分のドロー、II能力がファイレクシアン以外のクリーチャーの全体バウンス、III能力が一度にまとめて唱えるタイプの《全知》能力です。
5マナと比較的重い部類に入るものの、護法による除去耐性がそれをサポートしてくれます。ドロー能力は《激情の後見》のようにマナコストを踏み倒して唱えられる呪文や、《玄武岩のモノリス》のようなマナがあまり減らない呪文と相性が良いです。変身の条件は《逆説的な結果》のようなバウンス呪文により容易に達成でき、変身後のI能力は、変身した時点で7枚以上のドローが約束されている強力な能力です。増えた手札を有効に使うためにも、III能力は積極的に目指していきたいところです。多人数戦で地道に英雄譚の進捗を待つのは険しい道のりになるため、《流束の媒介者》などの増殖をもつカードを活用することで待ち時間を早めることを検討したいです。
III能力から唱える呪文の鉄板は《無限への突入》ですが、《船砕きの怪物》もおすすめです。軽量アーティファクトからの無限マナを達成したあとは、ジン=ギタクシアスによって大体の場面で無限ドローが成立します。
巻物の君、あざみ
美しいイラストが人気の《巻物の君、あざみ》は2UUU 0/2の人間・ウィザードで、ウィザード1体をタップすることでカードをドローするシンプルな起動型能力を持ちます。
起動型能力のタップするコストは召喚酔いをしていても関係なく起動できるため、着地したターンから《巻物の君、あざみ》自身をタップしてドローすることが可能です。他にもウィザードが並んでいれば、その数だけ継続的に大量のドローが期待できる強力なドローエンジンです。ウィザードをアンタップできる《劇的な逆転》や《時間操作》などの呪文と相性が良いです。
強力なドローエンジンである一方で、2UUUのマナコストは重く、除去耐性も持たないことから妨害に対して打たれ弱い統率者でもあります。デッキ構築では《撃退》などのピッチスペルを多く採用するなどして、大量ドローを活かして統率者をサポートしてあげると良いでしょう。
アーカム・ダグソン
《アーカム・ダグソン》はEDH黎明期から根強い人気のある統率者です。4マナ2/2の人間・工匠で、タップするとアーティファクトクリーチャーをライブラリーの非生物のアーティファクトに変換する強力な起動型能力を持ちます。
踏み倒して出すアーティファクトは構築次第で広い選択肢があり、《彩色の宇宙儀》、《シタヌールのフルート》などの重量級の強力な能力を持つコンボパーツや、《前兆の時計》や《クラーク族の鉄工所》などのアーティファクト主体の構築におけるキーカードの他に、インスタントタイミングで起動できることを活かして《ファイレクシアへの門》や《イシュ・サーの背骨》などの妨害手段にアクセスするのも強力です。
能力の対象に困らないようにアーティファクトクリーチャーは確保する手段を整える必要があります。《極楽の羽ばたき飛行機械》などのマナクリーチャーはノイズになりづらいため無理なく採用できる他、《墨蛾の生息地》などのミシュラランドも相性が良いです。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
《レオナルド・ダ・ヴィンチ》は3マナ3/3の人間・工匠で、5マナで飛行機械をパンプアップする起動型能力と、3マナタップで1枚ルーティングし、アーティファクトを捨てればそれを0/2の飛行機械にしたコピーを生成する起動型能力を持ちます。
本体は2Uと軽量ながら、実質的に手札消費なしでどんなに重いアーティファクトもインスタントタイミングで踏み倒せるユニークな起動型能力を持ちます。《ファイレクシアへの門》のようなシンプルに強力なアーティファクトを踏み倒すのはもちろん、《破片撒きのスフィンクス》など飛行機械と相性の良いカードを組み合わせれば、パンプアップ能力も活かしやすくなります。
最高工匠卿、ウルザ
《最高工匠卿、ウルザ》は4マナ1/4の人間・工匠で、アーティファクトの数に等しいP/Tを持つアーティファクト・クリーチャーのトークンを生成するETB能力と、アーティファクトをタップして青マナを加えるマナ能力、5マナでライブラリーの一番上のカード1枚をマナコストを踏み倒してプレイできる起動型能力を持つ伝説のクリーチャーです。
4マナとは思えないほど豊富な能力を持ったパワーカードで、着地した時点で生成されるトークンはアーティファクトなため実質3マナ消費で着地させることができます。マナ能力は能動的にアーティファクトを寝かせることができるため、《冬の宝珠》など一部のタップしていると能力を失うアーティファクトと非常に相性が良いです。5マナの起動型能力はランダム性が強いものの、余ったマナの注ぎ先や無限マナからのフィニッシュ手段として優秀です。
《最高工匠卿、ウルザ》EDHは過去にデッキ紹介記事を書いているので、ぜひ読んでください。
まとめ
今回は青単の統率者に関する情報をまとめました。ニーズがあれば、他のカラーの情報もまとめて記事にしていこうと思います。
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