白単 EDHの統率者・ジェネラル 紹介【2024年10月版】
目次
概要
この記事では2024年10月時点で存在する白単の固有色を持つすべての統率者(ジェネラル)と、その中でも注目の統率者をデッキの概要と合わせて紹介します。
白単統率者の概観
統率者一覧
現在白単で統率者として指定できるカードは現時点で196枚で、これはあらゆる色の組み合わせの中で最多です。特に多色の場合と比べると単色EDHはカードプールが狭い一方で統率者の選択肢が非常に多いです。(例として、ジェスカイカラーの統率者は29枚しかありません)
《学生の代言者、マビンダ》
《革命家チョー=マノ》
《保護者、リンヴァーラ》
《月皇の司令官、オドリック》
《黄昏の守護者、秘加理》
《獅子将マギータ》
《歴史学の信奉者、ロラン》
《神に愛された者、シグリッド》
《世慣れた見張り、デルニー》
《太陽に祝福されしダクソス》
《信義の神オケチラ》
《笑む猫、憲太郎》
《第三の道のロラン》
《狐の守護神》
《皇の声、軽脚》
《傑士の神、レーデイン》
《けだものの友、トビー》
《ドゥーネダインの保護者、ギルライン》
《異端聖戦士、サリア》
《ローズ・タイラー》
《冷静な戦略家、プロール》
《キンズベイルの勇士、ブリジッド》
《ラシーダ・スケイルベイン》
《真実を求める者、今田魅知子》
《輝く槍のシルビア》
《陽光たてがみの使い魔、ケレス》
《永遠神オケチラ》
《黄金のたてがみのジャザル》
《消えゆく光、ブルーナ》
《希望の源、ジアーダ》
《救う者、レグナ》
《とっつぁん》
《ジェラード・キャパシェン》
《隆盛なる勇士クロウヴァクス》
《Rashka the Slayer》
《蜀主 劉備》
《無私のパラディン、ナダール》
《アヴェンジャーの名手、サンウェル》
《ラサード・イン・バシール》
《茨の騎士ティヴァダール》
《ペリ・ブラウン》
《戦争の報い、禍汰奇》
《初めて立ったもの、清麻呂》
《目を開いた者、デジェル》
《ティーガン・ジョヴァンカ》
《団結の標、タズリ》
《薄暮の使徒、マーブレン・フェイン》
《猛将 張飛》
《消失師、プレストン》
《遊牧の民の長ピアナ》
《規律の執行者、ニルス》
《近衛隊のベレゴンド》
《Vault 76の監督官》
《Soraya the Falconer》
《サマイトを総べる者アタリア》
《個人用セキュリトロン、イエスマン》
《夜明けの空、猗旺》
《天界の麒麟》
《鋭い目の守護者、セヌ》
《明けの星、陽星》
《離反ダニ、スクレルヴ》
《白の乗り手、ガンダルフ》
《隊長補佐カーター》
《獅子面のタイタン、ジャレス》
《ローハンの姫君、エオウィン》
《キイェルドーの王、ダリアン》
《太陽の神、ヘリオッド》
《フェメレフの誇り、クェンデ》
《月皇ミケウス》
《ベナリアの希望、ダニサ》
《外交官、マンガラ》
《溌剌の牧羊犬、フィリア》
《機械の母、エリシュ・ノーン》
《スレイベンの守護者、サリア》
《静寂の守り手、リンヴァーラ》
《小馬のビル》
《登る建築家、レベック》
《栄光のドミヌス、モンドラク》
《黎明をもたらす者レイヤ》
《戦場軍医、ラチェット》
《バック郷の館主、サラドク》
《熟練の戦術家、オドリック》
《機械細工の学者、ロシール》
《創設者、アラデシュ》
《大天使アヴァシン》
《ウィルフレッド・モット》
《勇敢な旅人、ケラン》
《太陽冠のヘリオッド》
《剛毅なるサムワイズ》
《戦闘の神、ハルヴァール》
《ナカティルの最下層民、アジャニ》
《黎明をもたらす者ライラ》
《守護天使アヴァシン》
《最深の基盤、オヘル・タク》
《虎威将軍 趙雲》
《ゴライオンの養子、アブデル・エイドリアン》
《自由の勇者、トリン》
《道を塞ぐ者、黄泉示》
《Hazduhr the Abbot》
《王の摂政、ケンバ》
《サラ・ジェーン・スミス》
《ジョー・グラント》
《コロンドールのマンガラ》
《黄金の風、ゼリアム》
《光輝の夜明け、ヘリオッド》
《浄火明神》
《放浪の騎士、バーラン》
《今田の用心棒、乳眼》
《生ける聖人、セレスティン》
《原初の夜明け、ゼタルパ》
《アルガイヴ国家執事、ベイルド》
《オレスコスの王、ブリマーズ》
《白のガンダルフ》
《跳ねる春、ベーザ》
《有能な執事、コズワース》
《詩人、山崎典華》
《不動の女王、リンデン》
《ドーンハルトの殉教者、カティルダ》
《大修道士、エリシュ・ノーン》
《忠実な馬、フォーチュン》
《八ツ尾半》
《侍の御大将、武野》
《誓いを立てた歩哨、リヴィオ》
《今田家の猟犬、勇丸》
《大天使レイディアント》
《放浪する救い手》
《獅子の爪、エイリン卿》
《永岩城の君主、今田》
《族樹の精霊、アナフェンザ》
《上位の狐、呪之尾》
《イクシドールの理想、アクローマ》
《黄金の若人ラクシャ》
《機械技師、リタ》
《野戦指揮官、ファラミア》
《黄金の羽根ズーベリー》
《塵を飲み込むもの、放粉痢》
《高名な弁護士、トミク》
《レイラ・ハサン》
《ハルシオンの目撃者、エヴラ》
《固き決意の英雄、フロド》
《General Jarkeld》
《上級建設官、スラム》
《牢獄の管理人、ヒクサス》
《花暁明神》
《イアン・チェスタトン》
《バーバラ・ライト》
《アクロスの古参兵、タラニカ》
《希望の天使アヴァシン》
《アルガイヴの盾、ミュレル》
《エリシュ・ノーン》
《怒りの天使アクローマ》
《ブラザーフッドの異端者、パラディン・ダンス》
《列聖の武将 関羽》
《天を裂くもの、央誉飛》
《霊の報復者、ローダ》
《最強の大鷲、グワイヒア》
《世話焼き、エリン・ハーブリーズ》
《真面目な祭儀師、アルハール》
《天空の刃、セファラ》
《忠実なホリファント、ルールー》
《模範となる者、ダニサ・キャパシェン》
《ロマーナ II》
《司令官イーシャ》
《皇国の相談役、真珠耳》
《輝かしい聖戦士、エーデリン》
《アクロスの英雄、キテオン》
《ヌカの熱狂的ファン、シエラ》
《蜀の将軍 黄忠》
《生真面目な君、昌子》
《ティーロ大隊長》
《南小路のロージー・コトン》
《鳳雛 ホウ統》
《永久忠義の義丸》
《果敢な勇士リン・シヴィー》
《シダー・ジャバーリー》
《耐え忍ぶカー、ケンバ》
《オズワルド・フィドルベンダー》
《義理に縛られし者、長雄》
《鋼軍団のプラヴァ》
《アストリッド・ペス》
《共同目的の御神体》
《伏竜 孔明》
《金之尾師範》
《サマイトの癒し手オアリム》
《セラの大天使、レイディアント》
《折れた刃、ギセラ》
《サマイトの守護者オリス》
《祖神の使徒、テシャール》
《剛胆な考古学者、アーデン》
《ソフィア・ダゲール司令官》
《ヴラーキスの勇者、ラエゼル》
《動物学者、ベニー・ブラックス》
《塔の長官、ボロミア》
《霜の暴君、アイシングデス》
《無私の勇者、レナ》
統率者紹介
皇の声、軽脚
《皇の声、軽脚》は2マナ2/2の狐、アドバイザーで、オーラを唱えて戦場に出すたびにそのマナ総量以下のオーラをライブラリーから直接戦場に出す強力な誘発型能力を持ちます。 オーラは自身にしかつけられないため、様々なオーラ付けてとにかく統率者を強化することを目指すことになります。
21点の統率者ダメージを目指すため、打点が大きく上がるオーラがシンプルに強力です。《きらきらするすべて》や《天上の鎧》といった、枚数に依存するオーラは軽量ながら高い修正値を誇ります。そのままでは除去に弱いので、《法と優雅の仮面》などの耐性を得られるエンチャントも重要です。
また《ダークスティールの突然変異》や《即時換装》といった妨害効果を持つオーラを採用することで、相手を妨害しながら《皇の声、軽脚》の能力を誘発させることも可能です。特に《即時換装》のように瞬速を持つオーラなら、《皇の声、軽脚》の能力を相手ターンに使えるため除去に対する受け札として機能し、デッキのインタラクティブな要素にもなります。
栄光のドミヌス、モンドラク
《栄光のドミヌス、モンドラク》は4マナ4/4のファイレクシアン・ホラーで、自分のあらゆるトークンが2倍生成される常在型能力と、大体1マナとアーティファクト、クリーチャー2つをサクることで破壊不能を得る起動型能力を持つ伝説のクリーチャーです。トークンと強力なシナジーがある置物として非常に優秀ですが、自身はトークンを生成する能力を持たないため単体では完結していないデザインとなっており、構築段階でトークンに関するカードを積極的に採用することが求められます。
トークンを生成するカードは、クリーチャートークンかそれ以外かで役割が大きく分かれます。クリーチャーを生成するカードとしては《荒野の確保》や《盛大なるクレッシェンド》などのX呪文でトークンを生成するカード群が特にコストパフォーマンスに優れます。また《魔力の篭手》系のアーティファクトはトークンのパンプアップとX呪文用の大量マナの供給が両立するため相性が良いです。
非クリーチャートークンを生成するカードとしては、《息詰まる徴税》や《密輸人の分け前》などの多人数戦に適正の高いエンチャント群がおすすめです。《息詰まる徴税》は単体でも過剰なほどに宝物トークンを生成しますが、今回の統率者であれば過剰なマナはX呪文が注ぎ先になってくれるため、比較的腐りづらいです。
単に1/1トークンを大量に生成するだけではビートダウンプランとしては少し火力不足なため、《無形の美徳》のような打点をサポートするカードの採用も検討できます。それ以外にも、特殊勝利プランとして《光素の泉》は非常に相性が良いカードです。特殊勝利条件のクリーチャー15体は《栄光のドミヌス、モンドラク》EDHなら非常に現実的で、白の他の特殊勝利効果を持つカード(《フェリダーの君主》など)と比較すると、起動してその場で勝てる点が大変優秀です。トークン生成やドロー能力も持つため、条件が整っていなくても腐りません。ただし、白単では《光素の泉》への直接アクセス手段が《悟りの教示者》くらいしかなく非常に乏しい点はネックです。
果敢な勇士リン・シヴィー
《果敢な勇士リン・シヴィー》は1WW 1/3のレベルで、Xマナとタップでライブラリーからレベル・カードを直接戦場に出す能力と、3マナで墓地のレベルをデッキに戻す2つの起動型能力を持つ統率者です。範囲は狭いもののMTGでは珍しいリクルート能力を持ちます。EDHでレベルを代表するカードとしては《コーリスの子》や《コーの先導》などのコンボパーツが上がりますが、《静寂の捕縛》などの置物や《自在自動機械》などの多相カードも能力に対応しており、いずれも見逃せません。
相性の良いカードとして、タップ能力であるため《千年霊薬》や《稲妻のすね当て》が鉄板です。それ以外だと《仮面林の結節点》はリクルート能力の対応範囲をあらゆるクリーチャーに拡張させられるため非常に相性が良いです。《果敢な勇士リン・シヴィー》の能力はインスタントタイミングで起動できる能力なため、相手が予想だにしないクリーチャーを最高のタイミングで出すことが可能です。
カードプールが狭いレベルカードだけではさすがに勝ち切るのは困難なものの、《コーの先導》と《特別工作班》のレベルカード2枚で成立する無限タフネスは重要なシナジーです。《Diamond Valley》などのタフネスを参照するカードと組み合わせることで、無限ライフなどに変換できます。
また、レベルの《コーリスの子》は《霊気貯蔵器》で支払った大量のライフを取り戻せるため相性が良いです。《果敢な勇士リン・シヴィー》で使い終わった《コーリスの子》を再利用することもできる点にも注目です。
輝かしい聖戦士、エーデリン
《輝かしい聖戦士、エーデリン》は3マナ*/4警戒を持つ人間・騎士で、クリーチャーの数に等しいパワーを持ち、攻撃するたびに対戦相手の人数分の1/1トークンを攻撃状態で生成する誘発型能力を持ちます。多人数戦と相性の良い誘発型能力と、クリーチャー数に比例して増加するパワーのおかげで統率者ダメージによる勝利も狙える大変優秀なビートダウン型の統率者です。
攻撃するたびに実質6点分クロックが増えるため、《空狩人の打撃部隊》などの打点をサポートするカードや《テフェリーの防御》などの除去対策、そして白が得意とする《ドラニスの判事》などのスタックスを駆使してビートダウンプランをサポートする構築が主流です。《輝かしい聖戦士、エーデリン》EDHは過去に記事でまとめているので、少し古いですがぜひ読んでください。
祖神の使徒、テシャール
《祖神の使徒、テシャール》は4マナ2/2飛行の鳥・クレリックで、歴史的な呪文を唱えるたびに墓地から3マナ以下のクリーチャーを釣り上げる強力な誘発型能力を持つ統率者です。誘発条件の都合上、アーティファクトを多く採用した白茶系の構築と非常に相性が良いです。クリーチャーの釣り上げ能力で《マイアの回収者》などのコンボパーツを再利用することで、様々なコンボ成立に貢献します。特に1マナでバウンス能力を持つ《きらめく鷹》とのコンボは強力で、サクリ台と組み合わせれば容易に無限コンボが成立します。
《祖神の使徒、テシャール》EDHも過去に記事でまとめているので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
まとめ
今回は白単の統率者に関する情報をまとめました。ニーズがあれば、他のカラーの情報もまとめて記事にしていこうと思います。
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