緑単 EDHの統率者・ジェネラル 紹介【2024年8月版】

概要

この記事では2024年8月時点で存在する緑単の固有色を持つすべての統率者(ジェネラル)と、その中でも注目の統率者をデッキの概要と合わせて紹介します。

緑単統率者の概観

統率者一覧

現在緑単で統率者として指定できるカードは現時点で160枚です。多色の場合と比べると単色EDHはカードプールが狭い一方で統率者の選択肢が非常に多いです。(例として、ジェスカイカラーの統率者は29枚しかありません)

《忍耐強い教授、ラクサ》
《狩猟の神、ナイレア》
《メリアドク・ブランディバック》
《悟りの武士、勲雄》
《粗暴な戯曲者、ストロング》
《復活した精霊信者、ニッサ》
《ガイアの声、ティタニア》
《昇る星、珠眼》
《上位の大蛇、ささ弥》
《棘を播く者、逆棘のビル》
《ヴォリンクレックス》
《庭師エラノール》
《ペレグリン・トゥック》
《ワーム語り、バルー》
《野生の心、セルヴァラ》
《凶暴な見張り、ガーゴス》
《造命の賢者、オビア・パースリー》
《森の友、ジャヘイラ》
《大嵐の咆哮、スラスタ》
《ジョラーガの酋長、ヌーマ》
《コーヴェクダル、エラダムリー》
《マローの魔術師モリモ》
《ジェイミー・マククリンモン》
《光り葉の将帥、ドゥイネン》
《北の樹の木霊》
《エメラルドの大ドルイド、ハルシン》
《不屈の神ロナス》
《木立ちの守護者ネマタ》
《落葉の道三》
《古木のヴァーデロス》
《アルゴスの庇護者、ティタニア》
《南の樹の木霊》
《ワイアウッドの呼び手、ギランラ》
《野生の魂、アシャヤ》
《オールド・ワン・アイ》
《ビヒモス呼び、ルナーディ》
《性急なエント、せっかち》
《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ》
《すべてを取り込むもの、スラーク》
《贈り主、ガラドリエル》
《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》
《大蛇の守護神》
《無情な追跡者、カズル》
《熊の女王、アイユーラ》
《ピーマの改革派、リシュカー》
《秘密を知るもの、トスキ》
《迷える探求者、梓》
《クローサの心胆、カマール》
《クローサの庇護者シートン》
《飢餓のドミヌス、ゾパンドレル》
《シルヴォクののけ者、メリーラ》
《中の樹の木霊》
《改悛の大将軍、恒征》
《グリッサ・サンシーカー》
《探索する獣》
《初めて生きたもの、増麻呂》
《マローの魔術師、グリーンスリーヴス》
《最初のニューメン、ハロルドとボブ》
《勇敢なる救い手、グロールフィンデル》
《生網明神》
《セテッサの英雄、アンソーザ》
《無尽活力の御神体》
《サバティームの戦士、リーラ》
《スーラクと殺し爪》
《巨森の予見者、ニッサ》
《飢餓の声、ヴォリンクレックス》
《希望の紡ぎ手、アルウェン》
《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》
《ロリアンの士官、ハルディア》
《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ》
《尊狼の使い魔、アナーラ》
《秋の呼び手、しず子》
《厄介な害獣、ブレックス》
《最後に訪れしもの、亜楡身》
《空を引き裂くもの、閼螺示》
《茶色のラダガスト》
《マローの魔術師ムルタニ》
《暗中の追跡者、エリニス》
《種族の神、コルヴォーリ》
《Kaysa》
《賢者ケレボルン》
《緑葉のレゴラス》
《全てを喰らうグロサーマ》
《終わりなき巣網のアラスタ》
《マナの座、オムナス》
《年老いた骨齧り》
《囁きの狩人、しさ斗》
《Autumn Willow》
《スカノス・ドラゴンハート》
《葉の王エラダムリー》
《ヘイヴンウッドのセロン》
《銀月街のレンジャー、ヴェイリス》
《最後のトロール、スラーン》
《名医 華佗》
《回収の接合者、イチ=テキク》
《西の樹の木霊》
《六番》
《狩りに喚ばれしレナータ》
《夏の母、さき子》
《自然の伝令、イェヴァ》
《果て無き空、空羅》
《樹海の幻想家、しげ樹》
《東の樹の木霊》
《ガイアの眼、グウェナ》
《ケッシグのレインジャー、ハラナ》
《暴走暴君、ガルタ》
《寛大な麒麟》
《霊園の庭師、イェドラ》
《カル・シスマの恐怖、殺し爪》
《生相の否命》
《怒れる老婆、リリー・ボーウェン》
《前駆軟泥、エーヴ》
《上品な灰色熊、ウィルソン》
《エフラヴァのジェディット・オジャネン》
《南蛮王 孟獲》
《グレアム・オブライエン》
《季節の導き、節貴》
《忠実な相棒、モーウー》
《最深の成長、オヘル・カスレム》
《せし郎の息子、そう介》
《烈女 祝融夫人》
《嘲笑する仙人 左慈》
《クローサの拳バルー》
《大口の門のダーナン》
《せし郎の娘、さ千》
《狩猟の統率者、スーラク》
《牙持ち、フィン》
《素拳の岩守》
《永遠神ロナス》
《森の轟き、ルムラ》
《養育者、マーウィン》
《弓の名人、レゴラス》
《頂力明神》
《鋭い目、ナイレア》
《自然の力、ティタニア》
《恐れなき反逆者、エース》
《猫族の戦士ミリー》
《収穫の祝賀者、クルビス》
《放浪者ライズ》
《豪胆のゴルム》
《獣たちの女帝ジョルレイル》
《神河の歴史、暦記》
《クローサの拳カマール》
《ナントゥーコの最長老スリス》
《背教の主導者、エズーリ》
《放浪の吟遊詩人、イーサーン》
《巨大猿、コグラ》
《世界を喰らう者、ポルクラノス》
《悪辣な精霊シルヴォス》
《義理堅いルパリ族、カルバニスタ》
《空想小僧、ピール》
《スーザン・フォアマン》
《原初の飢え、ガルタ》
《木の牧人、ファンゴルン》
《タラスク》
《ヘンジの槌、ファレン卿》
《沈黙を破る者、スラーン》
《バイパーの牙、サリス》
《孤独な王、グラン》
《清められし者、せし郎》

統率者紹介

復活した精霊信者、ニッサ

《復活した精霊信者、ニッサ》は3マナ3/3のエルフ・スカウトで、上陸によりマナを加える《水蓮のコブラ》能力に加え、1ターンに2回誘発した際にはエルフやエレメンタルをランダムに手札に加える誘発型能力を持つ伝説のクリーチャーです。

《水蓮のコブラ》能力は土地さえ途切れなければ安定して複数のマナを生み出せる強力な能力で、《踏査》や《輪作》といった土地を出せるカードとシナジーがあります。また、2回の上陸誘発は《新緑の地下墓地》などのフェッチランドを使えば容易に達成できるため、構築段階で《寓話の小道》や《進化する未開地》といった相性の良い土地を多く採用することで安定してカードアドバンテージを稼げる点が魅力的です。

特に相性の良いカードは《野生の魂、アシャヤ》と《クウィリーオン・レインジャー》です。《野生の魂、アシャヤ》によってクリーチャーが土地になるため、クリーチャーを出すことで上陸を誘発させることができるようになります。この時、《クウィリーオン・レインジャー》があれば自身をバウンスすることで無限キャスト、無限クリーチャーアンタップが成立します。

それぞれエレメンタルとエルフでもあるため、《復活した精霊信者、ニッサ》の能力でアクセスできるのもポイントです。エレメンタルとエルフを他に採用しなければ、確定でこのどちらかにアクセスする構築も可能です。

野生の魂、アシャヤ

《野生の魂、アシャヤ》自身も統率者として高い適性を持つ伝説のクリーチャーです。先ほどの《クウィリーオン・レインジャー》とのコンボ以外にも、《アルゴスの古老》のような土地をアンタップするクリーチャーともコンボを形成します。《アルゴスの古老》自身がクリーチャーになることで、自身+1枚をアンタップできるため、土地やクリーチャーを立てることで無限マナが成立します。

上記のように無限マナまでは成立しやすいですが、その後のマナの使い道が統率者から提供されない点には注意が必要です。コンボには土地を立てるルートが多いため、《作戦室》などのドロー能力を持つ土地を採用することで無限マナの良い捌け口になってくれます。

コーヴェクダル、エラダムリー

《コーヴェクダル、エラダムリー》はモダンホライゾン3で登場した3マナ3/3のエルフ・戦士で、クリーチャー限定の《未来予知》のような常在型能力と、ソーサリータイミングで手札やライブラリートップからクリーチャーを踏み倒す起動型能力を持つ伝説のクリーチャーです。

クリーチャーを中心とした構築とすることで多くのカードアドバンテージを稼げる統率者で、軽量のマナクリーチャーや《メムナイト》のような0マナクリーチャーを多く採用することで一気に展開を伸ばせる可能性が高まります。クリーチャーの頭数を増やしやすいため、フィニッシャーには《孔蹄のビヒモス》のような全体パンプアップ系のカードが高相性です。

フィニッシャーとなるクリーチャーは起動型能力によって踏み倒して出すことで打ち消しを避けることができるため、妨害を受けづらい点も魅力です。

野生の心、セルヴァラ

《野生の心、セルヴァラ》は3マナ2/3のエルフ・スカウトで、パワーの大きなクリーチャーを出したプレイヤーに1ドローを与える誘発型能力と、緑マナとタップでコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワー分のマナを生み出すマナ能力を持つ伝説のクリーチャーです。緑単の中では屈指の高いコンボ性能を持つ統率者です。

重いコストに見合う強力なマナ能力で、《ファイレクシアン・ドレッドノート》に代表されるコストが軽くパワーが高いカードや、《激励》などのパンプアップ手段と組み合わせることで膨大なマナを生み出すことができます。そこから強力なファッティに繋いだり、アンタップ手段を組み合わせた無限コンボを目指す構築がメジャーです。

《野生の心、セルヴァラ》EDHは過去にデッキ紹介記事を書いているので、ぜひチェックしてください。

迷える探求者、梓

《迷える探求者、梓》は3マナ1/2の人間・モンクで、土地を追加で2つプレイできるようになる強力な常在型能力を持つ伝説のクリーチャーです。土地の追加プレイを許可するカードとしては最高のパフォーマンスを誇る1枚で、強力なマナ基盤を生かしたランプ構築や、大量の特殊地形を活かした土地を軸とした構築などに高い適性を持つ統率者です。

土地の供給手段として《世界のるつぼ》や《壌土からの生命》は非常に相性が良いです。《新緑の地下墓地》のようなフェッチランドと組み合わせることで、増えた土地のプレイ権をしっかりと有効活用することができます。

《迷える探求者、梓》EDHは過去にデッキ紹介記事を書いているので、ぜひチェックしてください。

ヴォリンクレックス

ヴォリンクレックスは5マナ6/6トランプル、到達をもつファイレクシアン・法務官で、ETBで森カード2枚を手札に加える誘発型能力と、ソーサリータイミングで6GGで裏面の英雄譚へ変身する起動型能力を持つ伝説のクリーチャーです。英雄譚はI能力がクリーチャーの踏み倒し、II能力が強力なパンプアップ、III能力が除去と表面に戻る能力です。表面に戻る際にはまたETB能力が誘発します。

変身の起動コストは8マナと重いものの、本体が5マナでETBで森2枚のサーチがついてくるため、マナカーブ的にはマナの支払いは難しくありません。

ヴォリンクレックスはこれまで紹介した統率者と比べて爆発力のあるコンボや特定のアーキタイプに高い適性を持つわけではありません。一方で、ETBで最低限のカードアドバンテージを稼ぎながら、英雄譚ではそれぞれある程度強力な能力を持つためロングゲームに強いです。手堅いランプ構築にはおすすめできる統率者です。

まとめ

今回は緑単の統率者に関する情報をまとめました。ニーズがあれば、他のカラーの情報もまとめて記事にしていこうと思います。

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